昨日から日本摂食嚥下リハビリテーション学会で幕張に来ています
その中で、とても印象的お話がありました
「老衰で最期の日々を迎える人に、必ずしも水分摂取や経口摂取(口から食べる事)を強く意識する必要はない。」と…
ケトン体の関係で、水分が自身の身体で補われるというパターンもあるのだそうです。それなのに無理をして水分摂取や経口摂取を強いる事が、痰の増加を招いてしまう…
本人が亡くなる直前まで食べたがって、問題なく食べられるというケースもあるので、その方その方にあった形を熟考する必要があると言うお話でした
そして何よりも私が感動したのは、この先生は、このお話を自分の過ちとして、何千人もの聴衆がいる中で後世のために話してくださったのでした
そこで大変な想いをしている方々の助けに少しでもなれればと…、各学会で集まる方々の殆どが、そんな想いで貴重な時間を費やして学びに、そして伝えにこられているのだと、改めて再確認した思いでした