夜眠れない
ご高齢者で「眠れない」と言われる方は少なくないのですが、一般的に若い頃と違って、深い睡眠も少なく途中覚醒も頻繁に起こってしまうのが通常のようです
でも睡眠時間が少ないと、認知症の進行速度にも影響してしまいます
特に昔からある睡眠薬は、朝になっても身体の機能を奪い転倒につながる事が多い
そこで最低限の、その方の睡眠障害に適したお薬を処方していただくために、アイパッドに睡眠グラフが出るアプリ(スリープサイクルなど)を入れて、眠れないとおっしゃる入所者さんのベッドにセッティングして、実際に寝ていらっしゃる時間と深さの推移をアプリでデータ取りし、それに合わせた睡眠薬を先生に提案させていただきます
睡眠薬には寝付けない方と途中覚醒が多い方用など、様々な種類があるので、ご本人の睡眠に合わせたお薬を飲んでいただくことができ、ご本人が眠れないと思われていても、実際にデータ上で眠れているなら、それをお見せして、ある程度納得していただくこともできます