4月から指の動きが不自由なお婆ちゃまが入所されて、特養にいらした時は毎回食事介助が必要だったと言うので、なんとかご自身で食べれるようにならないかと試行錯誤してみました
ご自宅で介護をされている方の参考になれば幸いです
食事介助をされるのって、ご本人にとっては決して心地良い事ではないと思うのです
自分ペースでお口に運ぶ事ができなかったり、介助してくれる方が、必ずしも自分の食べたい順に入れてくれるわけではない…
ありがちなのは、食事介助をしてくださる方がお忙しいと、まだ飲み込んでもいないのに次をスプーンに入れて待ち、煽られる気分になって落ち着いた気持ちで食事ができない
できるものなら、ご自身でお口に運べるのがベストですよね^ - ^
そこで今回の試行錯誤
対策①まずは把手が太めの先割れスプーン
→左の指を添えて掬われる事が頻繁にみられたり、食器からこぼれてしまう事が多かった
対策②食器を「すくいやすい小鉢」に変えて、スプーンを「すくいやすい左カーブネック」に変更
→小鉢の左側しか掬えずに、毎回持ち方に苦心されてる様子なので、小鉢を小まめに回転要
対策③スプーンにスポンジハンドルをつけた
→ご自身で握る位置を持ち替えながら食事介助なしで食べれるように
❇︎スポンジハンドルに合うスプーンが必要です
対策④これらに加えて車椅子もリクライニングとチルトが付いて、背中のカーブを細かく調整できるものに変更
当初は食べこぼしがとても多かったのですが、それも激減
ご自宅では、介護が必要な方の不自由さにより、方法は異なると思いますが、今は様々な食事補助具があるので、是非、いろいろ試してみて最適なものを見つけてさしあげてください^ - ^